行動の科学（心理学）Ｂ

受講区分	学科	授業期間	履修年次	単位	担当者
	教養	後期	1・2・3・4	2	吉川　加代

授業の主題（テーマ）

人と共に生き、自分も人をも大切にして生きるとは？

授業の目標（講義概要）

前期で学んだ心理学の基礎をベースとして、人間理解と援助のための諸理論と実践を考える。時にロールプレーや学生諸氏からの質問・疑問をとり上げ、共に考えて行く。特に、講師の日々の臨床心理的援助の中で出逢った多岐に渡る人々が教えてくれるものについて（事例を紹介しつつ）共に教えて行きたい。

授業計画

後期では、人を心理学的、精神医学的に援助する実際に必要な諸基礎を理論と（我々を含めての）、真摯に必死で生きて傷つき悩める人々をどの様に理解し、援助して行くのかの基礎を学習する。 �@前期で学んだことや、学生諸氏の疑問・問題提起を基に「人間とは何か。人の生きる苦しみや哀しみは何か？」を考察する。 �A臨床への基礎・理論を学習 　　１．精神分析理論（フロイト） �B ２．精神分析理論（その他） �C行動分析・行動療法 �Dロジャース理論（未談者中心カウンセリング） �E分析心理学（ユング派） �F分析心理学（夢分析）（箱庭療法）他 �G家庭療法の観点から �H森田療法、内観療法、その他 �I遊戯療法、絵画療法、その他 �J人を理解するための心理検査 　　　１．知能テスト �K　 ２．人格テスト　A �L　 ３．人格テスト　B �Mまとめとロールプレー �Nまとめとロールプレー

評価方法

出席状況と平常点および定期試験により評価する。

テキスト書名	編・著者名	出版社	価格
基礎心理学	詫摩　武雄	八千代出版

備考

積極的な参加と問題喚起を望む。 毎回プリントを配布、時に応じて、参考文献を紹介。